南東ヨーロッパ、バルカン半島南西岸にある小さな国アルバニア。
TV世界遺産で紹介されたベラトとジロカストラの歴史地区(オスマン帝国が築いた断崖の城と千の窓の町)と他にアルバニアで世界遺産に登録されている地区も一緒に見ていきたいと思います。
ベラトとジロカストラの歴史地区
ベラトとジロカストラという2つの観光名所があり、「クラ」と呼ばれる石造りの家々が山の斜面を覆っていて、歴史的な素晴らしい景観が伝統文化を表している。
2005年 「ジロカストラの博物館都市」として世界遺産に登録。
2008年 ベラトとが追加登録されて現在の名称になる。
「千の窓の町」の異名を持つベラト
【アルバニア】
ベラト州・ベラト県
ベラトとジロカストラの歴史地区ビザンツ帝国、ブルガリア帝国などの支配を経て、15世紀半ばよりオスマン帝国の支配下におかれた。1914年のアルバニア公国独立にともないアルバニア領となった。 pic.twitter.com/gZTHsjsH1r
— ヨーロッパの風景 (@Europe_View) February 17, 2015
アルバニア中南部にある人口約6万5千人の都市。
同じ形の建物が丘一面に並んでいて、オレンジ色の屋根に白い壁、大きな窓は独特な景観を作り出している。(オスマン帝国時代の町並み)
そして、家々の壁には銃眼が設けられている。(宗教や民族の争いもあったため。)
「石の町」と呼ばれるジロカストラ
ジロカストラの歴史地区: アルバニア
第2次世界大戦以降1990年代まで鎖国状態だったアルバニア。
ジロカストラはアルバニア南部の都市で、石で統一された屋根や建物が並び「石の町」とも呼ばれる。
丘の上にあるジロカストラ城からは街全体を見渡すことができ、廃墟好きには堪らない雰囲気であーる。 pic.twitter.com/mTX8xVr0Za— Yosshi@世界一周(済) (@Yosshi60885483) June 18, 2018
アルバニア南部のエピルス地方にあり、ジロカストラ城から市内を見下ろすと、
建物の屋根が黒いので、街全体が白、灰色、黒の落ち着いた雰囲気の「石の町」を楽しむことが出来る。
ブトリント 古代の遺産が眠る街
sarande,albania🇦🇱
ブトリント国立公園
サランダから南に20キロ弱、一つの島全体が古代ローマと中世ヴェネツィア共和国の遺跡になっている。
水道橋を含め多くは損失しているが、それでも大規模な遺跡に変わりはない。#旅行好きな人と繋がりたい #写真好きな人と繋がりたい #キリトリセカイ pic.twitter.com/nWZ2vwGtN8— Yamato@旅と写真 (@photo_yamato_) June 8, 2021
ブトリントは海上貿易によって発展を遂げた街で、岸にあるコルフ島へ食料、日用品などを運ぶ重要な役割を果たしていた。
紀元前4世紀頃までにはアクアポリスや劇場、神殿などがある要塞都市として発展している。
オフリド地域の自然・文化遺産
マケドニア🇲🇰【オフリド湖】
1979年に『オフリド地域の自然遺産及び文化遺産』として世界遺産に登録 pic.twitter.com/AAMK8LSOdX
— 世界の絶景画像 (@superbview1) June 7, 2020
オフリドの街は北マケドニア共和国の西武に位置する。
1979年に自然遺産として登録された。
翌年1980年にヨ=ロッパで初めて複合遺産として拡大登録されました。
オフリド湖はマケドニア共和国とアルバニアの国境にまたがる湖で、透明度が高く美しい、ヨーロッパ最古の湖である。
オフリドの文化遺産の観光スポット
オフリドはヨーロッパでも最古の人類定住地の1つで、11世紀には聖ソフィア聖堂が建造され、13世紀には300もの教会が存在したと言われている。
- 聖ソフィア聖堂
- 聖ナウム修道院
- 聖ヨハネ・カネヨ教会
カルパチア山脈とヨーロッパ地域の古代及び原生ブナ林
お久しぶりです😊
今日は、納豆でとうふを食べる😋
世界遺産443個目は、アルバニア共和国のカルパチア山脈とヨーロッパ地域の古代及び原生ブナ林世界に目を向ければ、恵まれていると思います
ご飯が食べられるだけでも感謝🌸#旅#世界遺産#アルバニア#とうふ#ご飯#world#travel pic.twitter.com/6EvDT8ngvC— とうふLOVE😍👌with世界遺産😋 (@MDzVfPGQqOVIj0g) April 30, 2020
2007年にウクライナ&スロバキアの世界遺産として登録
2011年にはドイツに拡大「カルパティア山脈のブナ原生林とドイツの古代ブナ林群」となる。
2017年12か国に拡大「カルパティア山脈などの欧州各地のブナ原生林群」に変更。
アルバニア・オーストリア・ベルギーにとっては初めての世界自然遺産になる。
カルパチア山脈のブナ原生林は総面積2万9278ha(東西185㎞)。
世界最大のブナの原生地域でナラ・ボダイジュ・カエデ・カシ・モミなど多様な植物と、キンメフクロウなど114種類の動物が共存している。
まとめ
アルバニアの世界遺産4つを調べてみました。
どれも歴史を感じさせられる建物や自然が残っていて実際に見てみたくなりました!
みなさんの今後の海外旅行計画の参考になれば嬉しいです。