近年、地方都市の移住が増えているのを耳にします。
なぜ地方移住したくなるのでしょうか?
地方自治体が地域活性のために移住者への助成金や補助金、子育て支援などを充実させているので、魅力を感じてしまう。
コロナ過で働き方が変わり、リモートワークが増えたり・・・
それぞれ理由はあると思いますが、今回は地方移住失敗事例と成功ポイントを調べてみました。
地方移住が失敗したと感じる理由
安易な気持ちで地方移住して後悔している方も・・・
どんな理由でちょっと違った、失敗したと感じるのでしょうか?
公共交通機関が少ない(自家用車が必要)
常に外食したり、移動手段としてバスや電車を利用したい方には田舎の移住は難しいと思います。
近所のコンビニに行くまで30分かかったりと利便性に欠けるところが多いでしょう。
車の運転ができる方は問題ないと思いますが、日常生活には自転車より車が必要になり、車の維持費として税金、車検、保険、ガソリン代等の諸費用もかかります。
人間関係(世代の違う人と接するのは苦手)
田舎暮らしは人間関係もかなり大変で近所付き合いも必要になり、プライベートも干渉してくるので、近所付き合いが苦手な方は向いていませんね。
玄関の鍵はかけずに、近所の方が勝手に出入りするこもある。
反対に地元の人以外は受け入れないような体制の場所もあったりします。
生活環境の違い
気候の変化も都会とは違い、場所にもよりますが、雪や気温の変化は最初は良くても、毎日、毎年の事なので慣れない方は大変ですね。
また、商業施設や飲食店も少ない。
医療機関が少ない
医療機関も充実していない場所もあるので持病が心配な方は移住前にどんな医療機関があるのか、調べておく必要があります。
住居の築年数が古いことが多い
地方で住む時は自治体が物件を斡旋してくれたりしますが築年数も古かったりでリフォーム費用も必要な場合もあります。
反対に土地が安いので、新築することも可能になるかもしれません。
仕事(雇用)が少ない
今はリモートワークが進んでいるので仕事も続けられる方もいますが、田舎は仕事も少なく、都会程稼げない事も理解が必要です。
収入を重視すようであれば、難しいですね。
地方移住が向いている人
自然の中でゆっくりとした時間を過ごしたい、子育てしたい方、畑などの農作業が好きな方にはお勧めですね。
アウトドア派・自然が好き
田舎暮らしが向いている人は休日に商業施設に買い物を楽しむより、キャンプ、登山、スキー、海などのアウトドア好きな方は最適です。
田舎なら短時間で現地に行くことができます。
土地もあるので農業をして作った野菜を食するのが好きな方。
近所付き合いが得意(積極的に興味を持ち動ける)
コミュニケーション能力があり、その土地の文化、風習を進んで受け入れられる柔軟性がある方は向いています。
地域の行事や祭りが好きで積極的に参加できる人は楽しみですね。
虫等に抵抗がない
自然が多いということで虫や野生動物も多いので、家の外は大丈夫だとしても、家の中にゲジゲジ、ゴキブリ、コオロギ、カメムシなど入ってきますし、セミやカエルの鳴き声にも抵抗ない方は大丈夫ですね。
地方移住生活を成功させるポイント
近年は移住相談窓口が都市部にも設けられていたり、地方自治体が都心で移住セミナーを開いていたり、移住希望者に向けて、移住お試し体験や、農業体験を提供しているので、まず参加してみることをお勧めします。
移住する場所にこだわることが大切で、「支援金が多い場所」より「ここの景色が好き、ここの人が好きで最高」といった理由の方が成功します。
下調べに多くの時間を費やすことが大切ですね。
「2段階移住」という、まず地方都市に住みそれから田舎移住することもできます。
何と言っても「移住のその先にあるビジョンや目標、夢だある」ということです!ただ何となく今の生活が嫌になったから・・・となると成功は難しいです。
最後に
人によって考え方や感じ方は十人十色。
都会は便利で子育てや生活がしやすい・・・
子供は自然の中で育てたい・・・
都会から離れて自然の中でゆっくりと過ごしたい・・・
皆さんは現在の生活に満足していますか?
まだまだ続くコロナと共存していく生活どうしますか?