2020年から新型コロナの影響で結婚式を断念している方はとっても多いと思います。
しかし、2022年の年明けより、少しづつ感染者が減ってきています。
ここ2年間、結婚式を後回しにしてきた方々がこの夏の7.8月に式を挙げる傾向があります。
秋のブライダルは当たり前ですが、夏ブライダルは例年は避けられていたのに、コロナ禍で少し変化が起こっています。
7.8月は暑いので、着物を避ける傾向にあります。
それでは両親の立場では何を着ればいいのでしょうか?
注意点はあるのでしょうか?
両家で衣装について話合う
ご両親の衣装はメインのお二人ではないので漠然としたイメージで自分の好みで決めがちです。
しかし、しっかり両家で話合って決めなければ、トラブルの原因になってしまいますので、注意しましょう。
両家で特に母親は和装なのか洋装なのか決めておかないと、写真撮影の時に、写真が不揃いになって見栄えも全然違ってきます。
集合写真を撮るときは中央に新郎新婦、その両サイドにご両親が並びます。
その際に一方は和装で一方が洋装だと締まりのない印象になってしまいます。
一生に一度の結婚式に残念ですよね。
両家でしっかり話し合って決めて下さい。

お父様の衣装
父親の衣装と言えば現在は和装はほとんどありません。
昼の挙式・・・モーニング 夜の挙式・・・タキシード
が一般的ですが、日本の挙式ではモーニングを夜に着用していることも多く、モーニングは昼夜問わず着用できるようです。
少数ですが、紋付袴、燕尾服も生礼装になります。
お母様の衣装
最近は着物よりドレスを選ぶ方が増えています。
着物は黒留袖と色留袖、洋装はロングドレスです。
ご両親の衣装は「格」に気を付けることが重要です。
最上級の衣装をおススメします。
黒留袖と色留袖の格は同じなのですが、黒の方が上に見えるイメージがあるので、お母様が黒でご家族が色を着るのが一般的です。
ロングドレスは、格を最上級にするためにも、くるぶし位の丈の黒かネイビーのロング丈がおススメです。
くれぐれも、ゲストさんより格が下がらないように気を付けてください。
カジュアルな披露パーティ
コロナ禍なので、親族だけで少人数でレストランウエディング等も増えています。
カジュアルな披露パーティなら準礼装で合わせてバランスをとるといいでしょう。
スーツやワンピースなどを選ぶ時は両家のお母様のスカート丈を揃えるように注意しましょう。
一方がロング、もう一方がミディアム丈だと格のバランスがとれませんので注意して下さい!
まとめ
結婚式の両親の衣装は、両家で話し合って、正礼装や準礼装ともに色や柄など細かい部分まで確認し、写真が不揃いにならないようにしましょう。
コロナ禍で、格を意識する家庭が少なくなっているのかもしれません。
しかし結婚式はフォーマルの場であり、両家が家族として一つになるセレモニーなので、両家で格の差が出ないように注意しましょう。
事前準備をしっかりすることで、心の距離が縮まります。
悔いのない結婚式を楽しんで下さい!!