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人物

吉村由依子が考案のあんこで亀屋良長の借金返済!背景を徹底調査!

京都に200年の歴史を持つ老舗和菓子屋「亀屋良長」(かめやよしなが)を皆さんはご存知ですか?

主婦が考案した「スライスようかん」が話題ですね。

スライスようかんがヒットするまでは亀屋良長の業績が悪く借金も。

この老舗和菓子屋を救ったのは若女将の吉村由依子さんです。

創業200年の伝統を現代へ通用するワザは何だったのか由依子さんはどんな人なのか調べてみました。

吉村由依子プロフィール

  • 名前:吉村由依子(よしむらゆいこ)
  • 生まれ:1977年京都生まれ 45歳
  • 卒業校:1999年同志社女子大学卒業、フランスのル・コルドン・ブルーパリ校入学
  • 結婚:2001年結婚、その後亀屋良長の仕事を手伝う

 

 

吉村由依子16年間の戦い

24歳から16年間にわたり女将として働いています。

学生時代から料理好きで趣味が高じて、本場のフランスへ留学もしています。

大学時代に亀屋良長の店主の良和さんと出会う。

出会いから3か月ほどで、二人はスピード結婚をする。

運命の人って直感したのでしょうか?

この選択が由依子さんの人生を激変させることになります。

結婚後、良和さんは8代目を継いでいたので、由依子さんは女将として本格的にお店を手伝うようになる。

そこでこの店が数億円にも上る多額の借金を抱えていることを知らされる。

借金返済のために新作を考案

由依子さんはこの状況を何とかする方法を考えました。

着目したのは新規顧客の開拓。

この伝統ある和菓子を若い人にも知ってもらえば・・・

という思いで、自身が学んできたフランス料理の知識を和菓子に生かした若者向けの新メニューを提案してみた。

老舗の伝統が障壁となり、よそもの扱いで一蹴され、見方だと思っていた良和さんも大反対。

由依子さんは諦めることなく1日に2個しか売れていなかった「懐中おしるこ」に目をつけて、アレンジレシピを職人さんに提案。

一度は断られるが粘り強く頼み、1度だけ作ってもらうことになった。

その名は「おみくじおしるこ宝入船」。

お湯を注ぐとおしるこが完成するのは従来通りで、桜・山・紅葉・ハート・亀の5種類のゼリーで運勢が占えるという作品です。

これが若い女性中心に大ヒットして、1シーズン200個しか売れなかったおしるこが2万5000個売れた。

さらに新たな商品を考案


「おみくじおするこ宝入船」だけでは借金は返せないのでもう1つ1年を通して、四季折々の変化のある和菓子を考案。

職人さんに反対されながら商品化までこぎつけ、これまた若い女性中心に大ヒット。

色鮮やかな期間限定の品々がインスタ映えすると、若い女性たちの支持を得た。

その後も次々とヒット商品を連発し、業績が大幅に回復。

ヒット商品の中に「スライスようかん」!

チーズみたいなようかんがあったらパンに挟むだけで良いので忙しい朝も楽だなあと思ったのがきっかけです。

試行錯誤しながら商品化し販売しましたが最初はあまり売れなかったが、「高級食パン専門店」のブームに乗って「あんバタートースト」が人気になり、TVの取材も増え、息長く売れる商品になったようです。

ようかんの売り上げが年間75,000円だったのが2年後はその頃の500倍の売り上げになった。

ベテラン職人も若女将を認める

新商品が次々にヒットして、店舗も全面改装するまでになり、由依子さんとバトルを繰り広げていたベテラン職人さんも由依子さんを認めてくれるようになった。

今ではお互いを認め合い、良い関係を築いているようです。

まとめ

京都の亀屋良長は200年の歴史をもつ老舗和菓子屋さん。

職人さんが昔ながらの伝統を守って作っていたが、業績が下がる一方で借金もあった。

店主と結婚した吉村由依子さんは伝統を保ちながら現代風の作品を次々に考案。

職人さんと喧嘩をしながらヒット商品「スライスようかん」をはじめ、様々な作品を開発して、借金も返済。

主婦だった吉村由依子さが亀屋良長を救てくれたので、結婚相手は大切ですね。