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人物

後藤瑞穂(樹木医)が日本で初導入した機器ピカスとは?子育との共通点って?

樹木の虫や病原菌、気象条件、大気汚染、土壌の状態などの原因を調査して治療する樹木医の後藤瑞穂さん。

樹木医は研究肌が多く、男性が9割を占めています。

後藤さんは、その数少ない女性の感性と柔軟を活かして、型破りな樹木医として注目されているのです。

後藤瑞穂さんが樹木医になったきっかけと、日本で初導入したピカス、子育てとの共通点など調べてみました。

後藤瑞穂プロフィールと経歴

  • 名前:後藤瑞穂(ごとうみずほ)
  • 生年月日:1968年 53歳
  • 出身地:東京生まれ、熊本育ち
  • 最終学歴:1988年九州造形短期大学デザイン科卒業

1998年造園建設業会社に入社、ハウステンボス建設事業に携わる

2001年樹木医合格、熊本県女性第一号の樹木医になる

2007年東京進出、新事務所「木風KOUF」開設

国土交通省、官公庁の樹木診断業務を実施

2014年株式会社木風に法人化し、代表取締役に就任

2020年「樹木医みずほが行く」YouTubeチャンネル開設

後藤瑞穂が樹木医になるきっかけは?

熊本県の自然の中で育った後藤さんは造園業を営む父と無医村の医師だった祖母の影響を受けていて、最初は祖母の影響で自分も人や動物を救う仕事ができればと、医者か獣医になろうと思っていた。

ある時、ヨーロッパを訪ねた父からの話を聞き造園関係の興味が強くなります。

それは、自然と文化を組み合わせながら、周辺の景観との調和に配慮された公園の話で、ランドスケープデザインの実現に興味を持ち、医療ではなく、造園建設会社に入社した。

入社後はハウステンボスの建設に携わる中、自然への理解を深めるにつれて、樹そのものを知りたいという気持ちが強くなります。

樹木医という仕事を知ったのは、出産のため実家に帰省したとき、樹木医の教本を手にしたことがきっかけです(31歳)。

医師をしていた祖母を見ていて、命を救う仕事への憧れがあったせいか、樹の命を救う職業が魅力的に思え、2001年ついに熊本県初の女性樹木医になりました。

祖母の医師と父の造園業の両方を融合させた仕事ってあるのですね!

後藤瑞穂が日本で初めて導入した機器とは?

幹の空洞調査のいえば、木槌でたたく、針を刺すだったのですが、人間で使用するCTスキャナーのような、樹木の内部腐朽の状態を音波による計測で映像化し診断する機器ピカスを日本で初めて導入しました。

ピカスはヨーロッパの最先端技術の機器で、より正確に木を傷つけることなく、適切な診断や治療ができるのです。

木にも命があるので、できるだけ傷つけずに木を治し、木と人が共存できる社会を作りたいという後藤さんの想いなのです。

こうした樹木医の仕事や、樹木が蘇ることができることがまだまだ知られていないのが現状です。

救える樹と1本でも出会うチャンスを作るために、まずは自分達の活動を知ってもらおうと、後藤さんはSNSやブログで発信を始めました。

そうすると、大切なを樹木を救って欲しいと強い思いを持つ人から依頼が来るようになったようです。

後藤瑞穂、樹木医と子育ての共通点

樹木と人との共存社会の実現には、正しい知識が必要です。

そこで後藤さんは樹木の大切さが分かる子供むけ教室を開催しています。

自治体、学校から依頼で環境教育に力を入れています。

子供たちに木の観察をしてもらう、樹木医体験ではいろいろ発見してくれるらしいが、子供は素直なので面白い診断結果になりそうで、良い体験ができそうですね。

木や自然が人に与える影響を知り、大切にできる大人になって欲しいと思います。

また、子育てと樹木医には共通点が2つあると後藤さんは言います。

樹木も手厚くケアしすぎると弱くなるし、水をあげ過ぎると根腐れする。支柱を増やすと枝が自立しなくなる。

子育ても樹木と同じで、過保護もダメだし過干渉もダメですよね。

まとめ

熊本県女性第一号の樹木医の後藤瑞穂さんは、樹木の内部腐朽の状態を音波による計測で映像化し診断する機器ピカスを日本で初めて導入しました。

日本各地の様々な樹木の診断と治療を行い、木と人が共存できる社会をつくるため、子供たちに樹木と自然の大切さを知ってもらうために頑張っています!

樹木医の方々がいるので日本の自然は守られているのですね。

私達も自然を大切に!